2019/02/08

アルコール依存症の離脱症状とは? 離脱症状の怖さと対策について

アルコール依存症 離脱症状

「アルコール依存症の家族から暴力を受けている」

 

「お酒をやめたいのに、お酒がないと手足の震えが止まらない」

 

「お酒のせいで会社も家族関係もうまくいかない」

 

あなたはこのようにお悩みかもしれません。

 

アルコール依存症とは「自分の意志で飲酒をコントロール出来なくなる病気」のことです。

 

飲むのは良くないと分かっていても飲んでしまったり、お酒を我慢することで手足の震え、動機、吐き気といった症状が出ることがあります。

 

そして、アルコール依存症によって引き起こされる、このような身体的・精神的な症状は「離脱症状」と呼ばれています。

 

離脱症状」は自身の健康を損なうだけでなく、仕事や家庭生活の崩壊にも繋がりかねません

 

このような結末を引き起こさない為にも、アルコール依存症や、その離脱症状について正しく知っておくことは非常に大切です。

 

今回はアルコール依存症の中でも「離脱症状」について、詳しく説明していきたいと思います。

 

目次

 

1.アルコール依存症について

アルコール依存症 離脱症状

アルコール依存症は「自分の意志で飲酒をコントロールできなくなる病気」のことを指します。

 

一度発症してしまうと再び自制して飲めるようになることは不可能だと言われています。

 

そのため、アルコール依存症の治療は「断酒の継続」を目標としています。

 

アルコール依存症は習慣的に多量の飲酒を続けることで発症します。

 

発症までの期間は人それぞれですが、数年から10年のあいだ多量の飲酒を継続することで、アルコールへの耐性がつくられ、それまでと同じ量では満足出来なくなっていきます。

 

結果として、アルコールへの欲求が強まり、手足の震えや不眠、幻覚といった「離脱症状」が起こります。

 

この段階ではもう自分で飲酒をコントロールすることは出来ません。

 

アルコール依存症は自身の精神や身体だけでなく、家庭や仕事にも影響を及ぼします。

 

アルコールが中心の生活になるくことで欠勤、失職、家庭のトラブル、離婚、借金といった問題が起こることも少なくありません。

 

また、飲酒運転や暴力、虐待、自殺といった問題を起こしてしまうこともあります。

 

アルコール依存症の恐ろしさはその離脱症状のみならず、関連して様々な問題を引き起こす可能性があるところにもあります。

 

2.アルコール依存症の離脱症状とは

アルコール依存症における離脱症状とは、体内のアルコール濃度が下がってきたときに起こる自律神経症状や精神障害、身体障害のことを言います。

 

これらの症状は早期離脱症状と後期離脱症状の2つに分類されます。

 

それぞれの症状について具体的に見ていきましょう。

 

①早期離脱症状

飲酒をやめて数時間後、以下のような症状があらわれます。

・手や全身の震え

・発汗、寝汗

・不眠、睡眠障害

・吐き気、嘔吐

・血圧の上昇、不整脈

・イライラ感、不安、集中力の低下

・幻覚、幻聴

 

②後期離脱症状

飲酒を止めて2~3日すると以下のような症状が出てくることもあります。

・幻視

・見当識障害

  (自分のいる場所や時間が分からなくなる)

・意識消失

・うつ状態

・記憶障害

 

離脱症状はアルコールを飲むと一時的に抑えられるため、当事者が再びアルコールに手を出すという悪循環を生んでしまう可能性があります。

 

3.離脱症状の治療方法とは

アルコール依存症の治療は「断酒の継続」です。

 

そのためアルコール依存症の治療には離脱症状を安全に管理しながら治療していく必要があります。

 

アルコール依存症の治療には様々な方法がありますが、大きく分けて薬物療法心理療法に分けられます。

 

薬物療法とは抗酒薬や抗酒補助薬と呼ばれる薬を用いて離脱症状を管理したり、飲酒への欲求を抑えたりします。

 

また、離脱症状を抑える為に抗不安薬や睡眠薬を併用することもあります。

 

一方、心理療法とはカウンセリングや自助グループへの参加を通して飲酒に対する考え方や行動を見直し、断酒の継続を実現していくものです。

 

アルコール依存症の治療については以下の記事でも詳しく紹介しています。

 

 

アルコール依存症の当事者は決して意志が弱いから飲酒をやめられないのではありません。

 

アルコール依存症は医療機関での治療が必要な病気です。

 

決して一人で悩んだりせず、医療機関や回復施設に相談をしてみてください。

 

4.まとめ

今回はアルコール依存症の離脱症状について説明をしてきました。

 

改めて記事の要点をまとめると以下の通りです。

 

  • ①アルコール依存症による離脱症状は身体だけでなく家族や仕事にも悪影響を及ぼす。
  • ②離脱症状では手足の震え、幻覚、動機といった様々な身体障害、精神障害が起こる。
  • ③離脱症状の治療には医療機関での治療が必要。

 

アルコール依存症やその離脱症状で悩んでいる方々は、どうか自分たちで問題を抱え込まないで下さい。

 

まずは医療機関や回復施設に相談してみることが大切です。

 

私たちヒューマンアルバ でも無料相談を承っています。

 

今回の記事が、アルコール依存症やその離脱症状で悩む皆さんの助けとなれば幸いです。

 

お問い合わせはこちらから↓

社名: 株式会社ヒューマンアルバ

住所: 〒214-0038神奈川県川崎市多摩区生田6-4-7

TEL: 044-385-3000 (受付時間: 平日10:00-17:00)

 

----------------------------------------------------------------------

ヒューマンアルバでは、定期的に『家族会を開催しております。

 

依存症者を回復につなげるためには、まずご家族が対応を変えていく必要があります。

 

・つらい思いを吐き出す場として

 

・状況を変えていく学びの場として

 

ぜひ、ご活用ください。 (お申し込みはこちらから)

----------------------------------------------------------------------

 

参考:

久里浜医療センター 情報ボックス

アルコール依存症ナビ アルコール依存症の症状

オムロンヘルスケア アルコール依存症の怖さを知ってこう

メディカルノート アルコール依存症について

 

ライター名: 田中瑞樹