株式会社ヒューマンアルバ

依存症コラム対談記事:アルコール、薬物、ギャンブル等依存⑪

Aさん(薬物依存当事者)

Bさん(アルコール依存当事者)

Cさん(ギャンブル依存当事者)

 

 

アルコール依存と危険ドラッグ

A: アイスとかもそうですね。本当に違うんですよね。口では言い表せないけど。

 

B: 理屈ではなく。

 

A: 本当うまい。

 

B: あれか。じゃあ◯◯君がよくガリガリ君食うじゃないですか。あれとか。

 

A: あれはまた違うんですね。

 

B: あれは違うんですか。

 

A: あれはシャブで、シャブ中はとにかくガリガリ君とかコーラとか、ああいうのが多分、体が疲れてるからなんでしょうね、きっと。あれとはまた違うんですよね。あれはうまいからとかじゃなく、体が欲しがるんですよね。何なんですかね。

 

B: やっぱりもう理屈じゃないんですね、何でも。

 

A: そうですね。でもやっぱりあれによっていろいろ。薬やってるときは、本当飯食ってもうまいとは思わないですもんね。慣れてくると食えるようにはなりますけど、でもだからって飯がうまいかっつったら、別に何でもいいやって感じで食べてる感じですけど、マリフアナの場合は、本当食いたくなっちゃうっていうか、食欲が増すんですよね。ましてうまく感じるし。  だから、俺もやってたときがあって、俺、たばこ吸わないじゃないですか。たばこ吸わなくてもマリフアナは吸うみたいなもんで。3カ月ぐらい結構やってたんですよ。で、そのとき、もう結構自分いってたから、食うから太ってきちゃったわけですよ。それが嫌だからやめようと思って、やめたんですけどね。それに、体にそんな合わないなっていうのがあって。別にだからって本当、マリフアナを勧めてるわけでもないし、いいって言ってるわけではないし。ちょっとはマリフアナとか分かってくれれば。じゃあ次、危険ドラッグとはっていう所を、C:さん、読んでもらって。

 

C: 危険ドラッグとは。危険ドラッグは覚醒剤や大麻などの法律で規制されている薬物の化学構造式を少し変えることで、規制を逃れている薬物のことです。危険ドラッグにはさまざまな種類があります。以下の3種類に分類できます。現在では、包括指定と呼ばれる制度ができて、化学構造式が少し違っていても基本構造が共通していたら駄目という規制が、危険ドラッグにかかるようになっています。  しかし皮肉なことに、このような規制を強化すればするほど、専門家も知らない未知の成分を含む新たな危険ドラッグが登場し、しばしばそうした新製品は以前よりも危険性を増したモンスタードラッグになっています。さらに、先に触れたように、厳しい法規制を逃れようとして危険ドラッグに未知の成分が使われるようになった結果、その危険性はさらに深刻になって、次のような症状の事例が急増するという予想外の影響が出てきています。危険ドラッグの使用者による悲惨な自動車事故がテレビや新聞で報道されていますが、その背景にもこうした成分変更が影響しているようです。

 

 

 

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第十二回に続く

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