2018/07/09

対談記事:アルコール、薬物、ギャンブル等依存⑩

Aさん(薬物依存当事者)

Bさん(アルコール依存当事者)

Cさん(ギャンブル依存当事者)

 

 

アルコール依存と幻聴・幻覚④

B: だいぶやられてると思います。

 

A: 怖いですよね、本当。

 

B: 本当に怖いですね。だってそれがまことになっちゃうんですから。

 

A: だから本当、それでいつ人を殺しててもおかしくないし。

 

B: 本当におかしくなかったと思います。あまりにも恐怖にさいなまれて。

 

A: そうですね。だから本当に飛び降りたとき、恐怖と孤独だけしか覚えてなくて。ただそこから逃げたかったというか、逃げ出したくて飛び降りちゃったんだろうなっていうのが、今になって思えば。じゃあちょっと進めますか。この所を、マリフアナについて尋ねます。マリフアナを使ったことがある、ない。ここで紹介したもののうち、あなたはどんな症状を経験しましたかというところを、C:さん、ここに、右下に◯◯がある。ちょっとそこに、なければないで。

 

C: 僕はないです。

 

A: ない? じゃあ俺が。

 

A: じゃあ、B:さんとC:さんはないっていうことで、俺があるっていうことで、さっき話したように、結構あることはあるかなと。こっちのほうでも、心臓がドキドキするとか、喉が渇くとか、真っすぐ歩けない、ものが変わって見える、食欲が増す、だるい、結構当てはまるのが多いなっていうのは。これは本当、酒の離脱のときと似てるなっていうのが自分の中ではあって、覚醒剤にしても似てるっちゃあ似てることもあるけど、離脱や効き目は似てるかなっていうのは。さっきも言ったですけど、マリフアナの特徴というか、耳と、食べ物、何でもおいしく感じて。例えば普通のケーキなんだけれど、すごく甘く感じたりとか。結構普段だったら食べないように自制できるんだけど、マリフアナをやっちゃうと自制もできなくて、本当に食いたいだけ食うみたいな。またそれをおいしく感じるから。めっちゃうまく感じるんですよね。

 

B: 例えばですけど、本当に、スーパーの安い肉でも松阪牛並みになっちゃうんですか、極端な話。

 

A: 極端な話、本当に何でもうまく。

 

B: 味覚が、じゃあおかしくなるっていうことですかね。

 

A: そうですね。あと、やっぱり口の中が苦いから、余計甘いのが欲しくなるんですよね。最後はみんな甘いのを食うみたいな、それが結構、いろいろ食って。

 

B: あれですか、ちょっとそこらの街角のショートケーキが、高級ホテルの、極端な話。

 

A: 本当そういう感じです。

 

B: 甘いって、そんな感じですか。

 

 

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第十一回に続く

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