株式会社ヒューマンアルバ

依存症コラム対談記事:アルコール、薬物、ギャンブル等依存⑧

Aさん(薬物依存当事者)

Bさん(アルコール依存当事者)

Cさん(ギャンブル依存当事者)

 

 

アルコール依存と幻聴・幻覚②

A: それはすごく分かるかな。

 

B: ずっとこうやって見ちゃいますからね。

 

A: でも俺の場合は、やっぱり効いちゃってるときしかなくて。

 

B: 切れ目ではなく?

 

A: 切れ目はもうずっと寝っぱなしなんで。でもそのまま最後に飛び降りたときは1週間薬抜いて、でも幻聴は聞こえてたから、だからそれでやったっていうわけ。でもその前はやっぱり抜いたことがほぼないからっていうのもあるかもしんないけど、でもやっぱそこまで幻覚というか、よくあったのはカーテンが揺れてるのとか、あと電柱の後ろに人影とか。幻聴のほうが俺はひどくて。怖いですよね、あれは。本当に。

 

B: 本当にね。

 

A: 幻聴なんだか実際言ってんだかっていうのが。

 

B: 耳元で普通にささやかれますからね。男の声とかで、「おめえ殺すぞ」とかだったらワーッてなるんですけどね、俺の場合、女の子とかも何でも聞こえてたんで、それこそ女の甘い声で、「しゃぶってあげましょうか」とかって。本当ですよ。

 

A: でも◯◯同じっていうか、やっぱり女性の声で? やっぱり◯◯ もしらふっていうか、切っちゃってないときにやっぱりそうやって聞こえるっていう。

 

B: だから結局、その声なすがままに事を起こしてたら、もうこれはしょうがない恐ろしいですよ、本当に。

 

A: 本当そうですよね。本当に捕まってたかも分かんないし。

 

B: だって普通に聞こえるんですから。

 

A: ◯◯ は自分で、それを、俺はもしかすると統合失調症なんかもしれないとかって言ってて。

 

B: 統合失調症もそうですね。要はパニックじゃないけど。

 

A: もう聞こえないものが本当に聞こえて、聞こえ過ぎちゃうっていうね。そこまで詳しく分かんないんだけど。

 

B: でも統合失調症って、本当に薬も使わなければ別に酒の切れ目とかでもなんでもないときに常に聞こえてるあれですからね。

 

A: そう。昨日もやっぱり電車の中で、最初誰かと座ってて、そっちの前の人と友達で話してんかなと思ったら、もうずっと1人でしゃべってるおばちゃんがいて。何か本当、見えてるってわけじゃないけど、本当に誰かがいて話してるような感じで。まあでもそれと何ら変わりはないなっていうね。

 

B: そうですよね。だって僕が最初の施設の世話になって、その一番最初に幻聴幻覚聞こえて見えだしたときに、施設の寮に帰る道あるじゃないですか。それで、電信柱と話してましたから、普通に。男の人の声で、「B:君」って普通に入ってきますから、「ああ、なんですか」って。仲間から滑稽に見えてしょうがなかったでしょうね。

 

 

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第九回に続く

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