2018/06/13

AC(アダルトチルドレン)はアルコール、ギャンブル等の依存症になりやすい?

AC(アダルトチルドレン)はアルコール、ギャンブル等の依存症になりやすい?

執筆者:金井駿(依存症回復施設アルバ スタッフ)

 

そもそもアダルトチルドレンとは何のことなのか?

 

wikipediaを見ると、「アダルトチルドレン(Adult Children)とは、「機能不全家庭で育ったことにより、成人してもなおトラウマを持つ」という考え方、現象、または人のことを指す。頭文字を取り、単にACともいう[1][2]。元来は、Adult Children of Alcoholics(アルコール常用者の家庭で育った成人した子供)、ACOA、ACAと呼ばれ、アルコール依存症の家庭で育った子供の問題を扱う用語だった。なお、英語圏で単に「アダルトチルドレン」という場合、成人した子供を指す。」という記載があります。

定義の中にでてくる、機能不全家族、というのは「家庭内に対立や不法行為、身体的虐待、性的虐待、心理的虐待、ネグレクト等が恒常的に存在する家庭を指す。機能不全家庭(きのうふぜんかてい)とも称され、その状態を家庭崩壊(かていほうかい)、もしくは家族崩壊(かぞくほうかい)と言われている(英語では family breakdown と表記されている[1])。」という定義がされています。こちらもwikipediaです。

 

話はもどり。

 

依存症の方々と接する中で、いわゆる機能不全家族で育ったという方、ACである方、と一定数お会いすることがあります。

(ちなみに、私自身も機能不全家族で育ち、性依存の傾向があります。明確に医療機関から診断されたわけではないですが、SAという自助グループに通っております)

 

自分自身がACかどうかはわからないですが、ACの方はやはりなんらかの生き辛さを抱えてしまい、その結果何かに(過度に)頼ってしまう傾向があり、依存になりやすい、ということなのでしょうか。そのように取り上げている記事は多いですね。

 

ACの方の特徴は様々ありますが、その中の一つに「白黒つけないと気がすまない」「~しなければならない」思考が強いひとがいること、があります。 私自身もそうでしたが、無意識にこう思ってしまうんですよね。 自分にほどほど厳しく、そして相手にはそれ以上に厳しいという、なんともタチの悪い人間でした。

 

まずACからも、そしてアルコールなどの依存症から回復を始めるための一歩として、

 

・「~しなければならない・~であるべきだ」思考をやめてみる

・失敗しても、自己嫌悪に陥らない。別に失敗ぐらいあるよね、と。

・全ての人に認めて貰おうと思わない(一人だけでも、認めてくれる人がいればいいじゃないか)

 

といった、「ゆるい思考」「白黒つけないグレー思考(と個人的にみます)」を初めて見るのが、ふっと生きやすくなる一つの策かもしれません。