株式会社ヒューマンアルバ

依存症コラムアルコール ギャンブル依存の夫 どうしたら?

アルコール ギャンブル依存の夫 どうしたら?

執筆者:執筆者:金井駿(依存症回復施設アルバ スタッフ)

 

私自身はギャンブル依存ではないのですが、父がギャンブル依存でした。 当時はなぜ、病的にギャンブルにのめり込んでいるのかわからなかったのですが、依存症について少し学び始めれば、その理由がわかってきます。

 

自分の体験も踏まえ、自身の家族にアルコールやギャンブルなどの依存症者がいる場合に、どのように動けばいいのか、いくつかポイントを挙げていきたいと思います。

 

 

■1.まず、避難

 

これは全員ではないですが、依存症者の中には、アルコールや薬物などの依存対象が入ると、暴力スイッチが入ります。(しかも、本人は記憶が無いこともあり)

 

「この人は私が支えないと」と思うお気持ちもわかりますが、まずは自分が倒れないことが大事です。 親族、仲のよい友人等、安全が確保できるところに避難しましょう。

 

 

 

■2.肩代わりしない

 

アルコールやギャンブル依存が深刻化していくと、日常生活をまともに送ることが難しくなっていきます。 お酒であれば、翌日起きれずに会社に遅刻(大事なアポがあっても起きれない)、ギャンブルの場合は、会社のお金を横領することもあります。 こうした問題が起こって、本人が「まじで、やばいな」と危機感を抱くのが回復のために大事なプロセスなのですが、、、 配偶者の方が代わりに会社に謝罪にいったり、横領してしまったお金をばれないうちに補填する、ということをしているケースが多いです。

 

これは、すぐに止めましょう。

 

肩代わり・尻拭いをしてしまうと、本人が「まだ大丈夫だな」と思ってしまい、反省・回復しなければという意欲がわきません。

 

 

■3.仲間たちとつながる

 

依存症者を抱えるご家族は、身近に自分と同じような境遇の家庭がなく、「うちだけ、おかしいのかしら」「恥ずかしくて、誰にも相談できない..」と思い殻に閉じこもりがちです。 しかし、全国を見渡せば、依存症者のいる家族は、ものすごくたくさんいます。(厚労省の推計では、ギャンブル依存の人は70万人以上、アルコール依存の100万人以上はいると言われています。)

 

全国に自助グループという、同じ悩みをもった仲間たちが集う場所があります。 そこに積極的に足を運び社会とのつながりをまず作り、自身の状況を話しましょう。 同じ仲間ですし、既に修羅場をくぐり抜けた先輩方が多数いらっしゃいますので、解決のヒントがみつかるかもしれません。

 

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