株式会社ヒューマンアルバ

依存症コラム対談記事:アルコール依存当事者×薬物依存当事者 アルコールと薬物⑥

Aさん(薬物依存当事者)

Bさん(アルコール依存当事者)

 

 

アルコール以外の薬物②

A: はい。

 

B: まだあった。

 

A: 次まで読んじゃってもらって。

 

B: 快感を求めるのではなく、不眠や不安という苦痛を和らげるために薬剤を用いても、依存症になります。また、不眠症、あるいは、うつや不安の治療のために、その薬剤が必要であることから、完全に断つことができない場合もあります。従って、医者と話し合いながら、治療のゴールを考えていくのが適当です。つらい気分を忘れるためとして、処方されたよりも多く服薬すると、薬剤で酩酊状態になって投げやりな考え方や感じ方が浮かんで、こんなつらいのを我慢して生きるのはばからしい、いっそ死んでしまおうと考え始めます。さらに、酩酊状態であるため、死への恐怖感や自分の体を傷つけることへの抵抗感が薄れてしまい、首つりや飛び降りなどの自死的な行動に走ってしまう人もいます。また、自殺の手段として薬剤を大量に服用して、死亡する人もいます。

 

A: はい、ありがとうございます。 そうですね、よく、この、ハルシオン、サイレース、ロヒプノール、マイスリー、デパス、エリミンはよく聞く薬の名前ですよね。俺自身も入院してたときは、毎日マイスリーは飲んでて、でも、いつもちゃんと決まった時間に1錠だけ飲んでやっていれば、何の問題もなくぐっすり眠れるし。でもやっぱり、それでも、次の日起きたときは眠いし、だるいなっていうのがやっぱりありますよね。飲まなくても寝れれば寝たいなってのがあったから、途中でっていうか、入院してるときはずっと飲んでたかな、1年ぐらいは、でも退院してからはなるべく飲まないようにと思って、切ったんすけどね。B:さんはどうですか。

 

B: そうですね。ハルシオンを僕は飲みながら、缶ビール飲んでたんすけど。もともと友達から回ってきたんですよね。ワンシートでいくらだったっけかな。

 

A: 1000円ぐらい?

 

B: 1000円、2000円ぐらいだったと思いますね、あの当初。「これあるから」っつって。「これすげえ気持ちよくなっから」っつってね。で、酒と一緒に飲んで、あれしてたんすけど、あとは、デパスは下司でも出されてたときあって、本当にいっときイライラしたときは、パリパリ食ってましたね。

 

A: デパスは、結構飲んでもそんなに、イライラとかちゃんと安定させるし、そこまで強いやつでもないからいいすけど。1錠とかなら。

 

B: 依存性あるってね、本当にそうだと思いますね。事あるごとに結局パリパリパリパリ食ってたんで。

 

 

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第七回に続く

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