2018/06/10

対談記事:アルコール依存当事者×薬物依存当事者 アルコール依存 傷つけあう人間関係⑤

Aさん(薬物依存当事者)

Bさん(アルコール依存当事者)

 

 

アルコール依存 やめるかやめないかは本人の自由

B: 結局、うそつかないと維持できないような関係でしたよね。以前は本当に。自分がうそついてるっすからね、当然なんですけれどね。うそをうそで塗り固めてるから。自分でも最終的に言ったこととやってること、当然ちぐはぐしてくるし。それを今にして思えば、周りが僕に合わせてくれてたんだなっていうのがすごく分かりますよね。先ほども言われてましたけれど、本当に共依存でしたね。奥さんに対して僕は。お金稼いで一応は入れてるもんですから、そこで勘違いしてるんですよね。今にして思えば、奥さんは本当に酔っぱらってはいるがお金を持ってきてくれるっていうことを多分、僕は知らない間に植え付けさせたと思うんですよね。ですんで、本当に共依存だったなって思うんですよね。ただ、サ◯エさんみたいにマス◯さんみたいに平和だったらいいですよ。お金持ってきて。ですけど、そうではなかったですからね。巻き込んでしまったなっていうのがすごく分かりますね。  僕はアルコール依存症ですから、周りが同じアルコール依存症で、今も、例えば、お酒をやめられないっていう仲間がいたとします。僕はそこであんた酒やめなよって言えないほうなんです。なんでかっていうと、自分もアルコール依存症だからですよね、結局。自分だって本当に極端な話、1時間後、2時間後飲んでるかも分からないじゃないですか。そういう自分もアルコール依存症なのに他の人が今もそうやって酔っぱらってるところを、いや、あんた、もうやめなよっていうふうには僕が言えないなって考えてる人間なんですよ。ちょっと冷徹かもしれないんすけど、自分も同じアル中なのに他のアル中に、あんた酒やめろよって、俺はそれちょっと言えないなっていう感じで。だけど、例えば、酔っぱらってて踏切ん中行きそうなときとか、そういうのは本当に、おいおいってやりますけれど。でも、酔っぱらってるところをあんた酒やめろよって、俺、ちょっと言えないなっていうのがあって。同じアル中ですからっていう僕は考えなんすよね。ちょっと変わってるし、冷徹かもしんないんすけど。本当に言われたとおり、やめるやめないもそれ人の自由じゃないですか。ですんで、そこなんすよね、本当に。それに基づいて一応やらせてもらってるんで。  だから、結局、酔っぱらってるところを言えないっすよね。自分もそうなるかも分からないし。かつては自分もそうでしたから同じことを人に指示とかそんなちょっとっていう感じっすかね。でも、本当にあれなときはそれは体張りますけれど、包丁振り回して暴れてるとか、命が危ないとき、そういうときはあれですけれど。普段に、例えば、その酔っぱらってる方がしらふになって、実際、やめるやめないの瀬戸際で悩んでて、僕に相談持ちかけてくれて、俺も多分、A:さんと同じで、俺はこう思うんだけど、あとは君の自由だよと。

 

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第六回に続く

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