株式会社ヒューマンアルバ

依存症コラム対談記事:アルコール依存当事者×薬物依存当事者 アルコールと人間関係⑪

Aさん(薬物依存当事者)

Bさん(アルコール依存当事者)

 

 

アルコール依存 苛立ち 傷つきの背景②

A: でも、薬物をやってるときは、正常な思考じゃないからね。本当正常じゃないし、何考えてるか分かんないし。いきなりスイッチが入るし。薬物っていうのは、酒もそうだけど、人格を変える。人がじゃなく、薬のせいで人格が変わって、変えられてしまうんだなっていうのが本当ある。この次の、傷ついたと感じたとして、どうして傷ついたのかっていうのも、さっきと同じように、普段だと何とも思ってないようなことでも、感情的になったりとか、気に入んないとか。傷ついたって思ってても、自分も相当傷つけているだろうしね。そういう傷つけたことは自分じゃ分かってないし。

 

B: だから、今でこそあれですけど、いきなりとにかく拍子抜けじゃねえけど、ヘラヘラしてたのに、いきなり何だとてめえこのっていう、この恐ろしいですよね、本当に。

 

A: その後、こんななってても、またヘラヘラとかしたり。本当に訳分かんない。だから、それは、薬物とアルコールの恐ろしさだなって思いますよね。

 

B: 冒されてましたよね、本当に。だから、今も反動で、たまに、僕なんかはおとこ気スイッチなんて言ってますけど、入ってしまう、ありますよね。通常じゃ、本当に誰とでも仲良くありたいっていう思いでやってますけれど、なんかたまに。

 

A: イラッとして。

 

B: 今はまだないですけれど。

 

A: でも、人だから、絶対イラッとするときあるし。昨日も、教会行くので、◯◯ 道乗ってて、俺はこっち行ったほうが早いって、大きい道で行ったほうが、ナビどおりに。でも、「◯◯、俺この辺知ってますんで」っつって、「こっち行けば早いですから」っつって。そしたら、商店街で細い道だから全然飛ばせなくて。で、また変な遠回りみたくなっちゃって、そこで俺イラッときちゃって。時間も結構やばかったから、ちょっと大きなとこ通ったら、ベタ踏みじゃないけど、ちょっと運転が荒くなって。そういうところ、まだまだだなって思うけど。何ていうか、自分の思いどおりにいかないと、人に合わせて。結局、合わせた自分が悪いって言えばそうなんすけど。自分、こっちだって思えばこっちに行けばいいのに、こっちだって言って、そうなった結果。結局自分が悪いのに、おまえがこっちに行ったからだよとは言わなかったけど、でも、自分の中でそう思ってる自分がいて。結局そういうところ。でも、やっぱりそういうちょっとのことでも。多分、それが例えば、時間に余裕があったら思わなかったことでもあるんすよ。結構時間にもギリギリだったし、俺はこっちを行きたかったのにっていうのもあって。そういう自分の、何ていうかな、そんときの感情というか、そういうのでイラッとしてしまう自分がまだいるっていうのを見えるなって。そこは、それは昔から変わんないとこだなって自分でも思うから。本当そういうところ、まだ癒やされないとなって思うんですよね。

 

 

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第十二回に続く

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