株式会社ヒューマンアルバ

依存症コラム対談記事:アルコール依存当事者×薬物依存当事者 アルコールと人間関係⑩

Aさん(薬物依存当事者)

Bさん(アルコール依存当事者)

 

 

アルコール依存 苛立ち 傷つきの背景

A: じゃあ、ここ、ちょっと読んでみますか。イライラしたとして、なぜいら立ったか、傷ついたと感じたとして、どうして傷ついたか。嫌な気分になったとして、何がどう嫌なのかっていう。ここはね。

 

B: イライラは、常にイライラしてたすよね。何でかっていうと、自分棚に上げて、人のことを見てるすもんね。こっちの人から見れば、俺なんか、さぞかし本当あれだったんでしょうけれど。だから、こうやって普通に話ししてても、最後の頃は、なんか自分がなめられてるとか、そんな感じに感じて、イライラしてましたよね。けんか売ってんか、こらってね。実際、そう言ってましたから。

 

A: そうすね。薬物にしても、酒にしても、効いてるときっていうのは、酒はそうかも しんないけど、薬物の場合は、効いてるときって、そんなあれ、あんまり思わないんすけど、切れてくると、人って疲れてくるとイライラする。その疲れがすげえどっと来るから、だから、すげえイライラするし、感情的にもなるんすよ。ちょっとしたことで、話してても、何てことない言葉を言ったとしても、それが妙に気になって、こいつ俺のことばかにしてるとか、なめてるとか、すぐそうやって。何ていうか、副作用じゃないけど。きっとそれはアルコールも同じだと思うし。そういうのトラブルっていうか、けんかとかにもなって。  ポン中の面白いところっていうのは、けんかになった後でも、しれっと何でもなかったかのように話すような人とかもいる。ずっと引きずんないで。俺は結構引きずっちゃうタイプ。でも、そこで、何もなかったかのように、ごめんみたいな感じでなる人もいる。そういうのは余計むかつくってのあって。

 

B: 今でもたまに思うすけど。結局、相手は冗談交じりで言ってるんでしょうけれど、真に受けるじゃないけれど、そう取って。例えば、AさんがB:さん何ちゃらかんちゃらって冗談交じりに言うじゃないすいか。それを、あるときは別に普通に受け止めてるんだけど、でも、あれなときって、ああってなるときもあるわけじゃないすか。だから、自分もそれ同じことやるじゃないすか。なんか笑い交じり、冗談交じりに言ってても、相手からしたら、かんにさわるようなこととかね。そういうところだと思うんすよね、気を付けなければいけない。

 

 

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第十一回に続く

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