株式会社ヒューマンアルバ

依存症コラム対談記事:アルコール依存当事者×薬物依存当事者 合法ドラッグとしてのアルコール⑬

Aさん(薬物依存当事者)

Bさん(アルコール依存当事者)

 

 

アルコール 理性が働かなくなる

A: 結局そこでプラマイゼロっていうとこで、そこは。

 

B: そうですよね。

 

A: 分かりました。次、4番いきますか。B:さん、読んでもらって。

 

B: 4。お酒は問題ないという考え方。お酒は違法ではないから問題ないと考える人がいます。また、覚醒剤などの違法薬物を使っている人の多くは、それほど大量にお酒を飲むわけではないのでお酒を飲んでも構わないと思いがちです。しかし、飲酒は頭をボーっとさせるので理性が働きにくくなり、物事を正しく考えられなくなります。その結果、不適切な性的行動や、粗暴な行動に走ったりします。殺人や傷害、強制わいせつや放火などの犯罪。さらにドメスティック・バイオレンスのような家族や恋人に対する暴力は、飲酒中に起こりやすいことも知られています。

 

A: 今回は俺から言わせてもらうと、さっき言ったように、飲み過ぎことによって理性とか自制が利かなくなって、普段だったちょっとしたなんでもないことで口論なって、そっからけんかになっても本当おかしくないし。あとやっぱり、ここにも書いてある性的行動。酒を飲むと女性に対して性的な欲求が出てきてしまうし。そこで俺は、一緒に飲みに行っていた女の子とかいると、行くとすぐやろうとかそういう行動になっちゃうし。でも酒飲んでなかったらきっとそうやって思わないかもしれないし。やっぱりここで、酒っていうのは恐ろしいなって思うときあるよね。いろんな失敗もあるしさ。自分ではそんな失敗してないつもりであっても、飲み過ぎて次の日、仕事行かなかったってことはないけど、二日酔いとかで、やらなきゃいけないことをずるずる先延ばしにしてたってことも多いしね。じゃあ、B:さん、ありますか。

 

 

B: 本当に不適切な性的行為とか粗暴な行動、ずっとしていましたよね。あとに続く殺人、傷害、強制わいせつ、放火など、犯罪とかね。実際、ブラックアウトしていたときに、これにびくびくしてましたからね。前も話しましたけれど、歌舞伎町で飲んでいるとき、仲良くなった女の子のうちでよろしくしてたときに、近くで殺人事件起きて。それを俺が本当にやったんちゃうかと思って、そんなことがあったし。やっぱり本当に、要は、女の人のことを多分なめてたっていうか、失礼な言い方だけれど性処理の道具じゃないけれど、そんなふうにしか思ってなかったんでしょうね、結局。  それっていうのは、根本的なのが、親方の教えが、俺、ずっと憧れてたんです。いっぱい稼いで、いっぱい食って、いっぱい遊ぶってことに。すごくそれに男はこうあるべきだって僕は思っていたんで。でもそれっていうのは、要はできる人とできない人がいるわけじゃないですか、ほどほどにっていうか。親方は親方でそこら辺を守れていたと思うんすね。俺は元がちょっとひど過ぎたんで、ずっと自分で勝手に妄想を抱いていただけなのかなっていうふうに思うんすね。本当に、女性に対して随分失礼なことをしてしまったなって思いでいるんですけれども。なんで、ちょっといい気分になったら、なんでも言うしなんでもやりますからね。普通にコンパニオンとかにちょっとおっぱいもましてとか、ちょっとおまんこのにおい嗅がせてとか普通に言いますからね。今、こんなこと絶対言えないですから。

 

 

 

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第十四回に続く

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