株式会社ヒューマンアルバ

依存症コラム対談記事:アルコール依存当事者×薬物依存当事者 依存当時の生活⑩

Aさん(薬物依存当事者)

Bさん(アルコール依存当事者)

 

 

アルコールと人間関係

A:心配してくれて。感謝ですね、でも◯◯さんに。俺はこれはすごく引きこもっちゃうのもあるし、やってるときは出ちゃうタイプなんだけど。でもこの切れ目っていうか、そんときはもう本当に誰も信じられなくなってもうどうなってもいいやって思ってたなっていうのが。やっぱりやってしまうときも俺は何か嫌なことがあったときに、むしゃくしゃしてもうどうなってもいいやって思って、そこから薬をやって。また薬が効いてるときはいいんだけど薬が切れたときに、すごく罪悪感と劣等感っていうか。劣等感ではねえな。本当に自分が嫌になって。でも切れちゃうとその気持ちがなくなってまたやってしまってっていう、ずっと同じ繰り返しで。人も結局やってる人間とは会うんだけど、やってない人間とはもう遊ばないし会う気にもならないし。やっぱりバレたくないっていうのもありながらも、どう思われてるかとか、なんかそういうことばっか考えてちゃったんだよね。今このしらふのときとかではある、Bさんは。

 

B:なんですか。こういう引きこもりとか。

 

A:引きこもりとかスリップ。

 

B:今のところはないですね。だから結局これから例えば要は本当に人間関係なんで、誰かともめた後、結局めんどくさくなるんですよね。どうでもいいやって。かったりい。そうなると本当にあれですよね。

 

A:そうだね。やっぱりこの世の中で一番大変なのは人間関係だからね。

 

B:もともと言ってる通りお調子者なんで。とにかく慣れてしまうと危険なんですね。今は本当に何とか訓練させてもらってるんですね。自分の悪いところも嫌というほど分かってるから。本当に慣れるとうるさいですね。

 

A:今で何パーセント。Bさん。

 

B:今で全然ですよ。

 

A:20パーぐらい。

 

B:そのぐらいですね。本当にもうこれが仮に半年1年2年とかたって本当に慣れたら大変なことに。なんていうのかな。本当にフレンドリーっていうか。とにかくなれなれしいんですね。

 

A:でもその仕事やってたときは親方からいろいろ教わって。人間関係じゃないけど年下はこうあるべきだみたいなとかも、いろいろ教わったりしたわけでしょ。

 

B:そうですね。とにかく年上の人を敬って、年上の人の言うことはよく聞けって。

 

A:そういうのが身に付いたりも。でもやっぱりそこが歯止めが利かなくなっちゃう。

 

B:でしょうね。なんだろうな、説明のしようがちょっとないんですけど。一言で言ったらお調子者ですね。元が、だから根が寂しがり屋なんで。人ととにかく。

 

A:交わっていたい。

 

B:笑ってたいとかね。笑ってたいと願うのはいいんだけど、いかんせんその度がちょっと。

 

 

==========

第十一回に続く

==========

 

pageTop