株式会社ヒューマンアルバ

依存症コラム対談記事:アルコール依存当事者×薬物依存当事者 依存当時の生活⑦

Aさん(薬物依存当事者)

Bさん(アルコール依存当事者)

 

 

アルコールからの回復 意欲が高まる過程

A:そのときBさん自身はどうだった。酒やめたいとか。

 

B:僕は1年ぐらいは正気じゃなかった。今も正気ではないですけど。

 

A:そんなことないでしょう。

 

B:やっぱり自分から酒取って何が残るってずっと思ってて。1年ちょっとしてやっとちょっとはまともに人の話聞けたり、自分のことしゃべれるようになって。そこで教会足運ぶようになったんで。最初は助けてもらって。何にも分からずずっとたってって。後からいろんな仲間の姿を見せてもらえたんで。本当に俺はこういう病気かかってんだって知らしてもらったときに、俺はもうちょっと酒飲まないで新しく生きていきたいなと。だから、1年ぐらいしてからですね。そういう思いを持つようになったのは。

 

A:思って。そこから心が入れ替わった。

 

B:このステップの中に信仰と神様っていうことがいっぱい出てきてて。神様ってなんだってなって教会に足運んで。それから本当にもういい加減にしねえとなって思えて。

 

A:思って。そこから何度かスリップしてしまったときもあって。そういうときっていうのはスケジュール的なものは守ってた感じですか。

 

B:去年の正月に初めて失敗し出してから。だからそれより2カ月ぐらい前ですね。人とガチャガチャもめ出して。やっぱり守ってなかったですね。病院にも行かなくなったしAAにも行かなくなったし。本当にダラダラしてましたね。朝も結局寝れねえから朝方ぐらいまで起きてて。朝、日が昇ってからちょっと寝て。守ってなかったですね。

 

A:じゃあここ書かれてる通り。やっぱり守らなくなるとそうなってしまうっていう。ただそれあったときに、この下に書いてあるめんどくさいとかって考えて予定の場所に足を運んで、担当の援助者や薬物をやめることを支えてくれる仲間などにめんどくさい気持ちになっていることを相談してくださいってあるけど。そのときとかはそういう誰か相談する人とか仲間も。

 

B:確かに親しくしていた人がいたけれど。でも実際に何かこうやって話すってことはあんましてなかったすね。今にして思えば同じアル中同士でなめて見てたじゃないけれど。別にこいつに言ってもなんも解決しねえとかね、そんなふうに思ってたんで、あの当時は。解決策は教会に行って祈ることぐらいしか思ってなかったと思います、多分。AAにも足を運んでましたけれど。本当に親身になってとか相談できるような人っていなかったんで。本当に同じ生活保護同士のもんで。こんなこと言っても別にねって。

 

 

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第八回に続く

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