株式会社ヒューマンアルバ

依存症コラム対談記事:アルコール依存当事者×薬物依存当事者 依存症者の死について

Aさん(薬物依存当事者)

Bさん(アルコール依存当事者)

 

 

依存症者の死について

 

A:よろしくお願いしまーす。

 

B:宜しくお願い致します。

 

A:今から録音したいと思います。前回までは、依存症者の死亡率に関する話、だったかな。

 

B:そうですね、高い死亡率っていうところで幻聴、妄想が出て追い詰められるとかあったんですけれど。

 

A:Bさんは、そこまでは、なかったと。

 

B:俺の解釈の仕方があれなんですけれど、今、一応生きてるのでっていうことで。

 

A:生きてるなっていう。俺はこれは、すごく分かるし、自殺じゃないけどねえ、本当にいつ死んでも、おかしくなかったっていう。だって俺ね、その飛び降りたのだって、自殺なんだか事故なんだか。本当ね。死んじゃってたらもう分かんないことであって、本当自分では、死にたいとかって思ってなかったんだ。でも、今思うと、ああ、鬱だったんだなってのがすごく分かる。手首とか切ってみたりとかさ。だからそういう訳分かんなくなって飛び降りてたっていう。本当に幻聴や妄想、それに追い詰められてたからっていうのがあって。でも、何よりも本当生きてて良かったあって毎日思ってるんだよね。性格の変化、というポイントもあるけど、それはどう?

 

B:性格の変化っていうことはないと思います。一次的に酒飲んでて暴れっぽいとかそういうことあったんですけれど、今現在はまあ確かにイライラはするんですけれど、でも、そこまでなんていうのかな、暴れるっていうか今のところはっていうことで、本当に根っこの性格の変化ってことはないかなと思います。もともとがもともとなんでね。

 

A:やってたときとはもちろん変わるでしょう?

 

B:変わってますね。

 

A:もちろん酒飲んだりさ、麻薬打つのもそうだしさ。変わらないほうが逆におかしい。

 

B:おかしいですね。

 

A:俺も最初薬やってたときっていうのは、あんまやってない人から見ても「変わらない」って言われてて。「やってるかやってないか分からない」って言われてて。「やってるんだからおかしくなって普通なわけであって、やって変わんないほうがおかしいんだから」って言われて。だからなんか、おかしくなっていいんだみたいな解釈になって、薬がね。酒は別に普通に飲めたら酔っぱらうしさ。そこで性格は俺は酒を飲むと結構笑う。今も結構笑ってるけど、もっとなんか笑い上戸になってさ。怒ったりとかはしないんだけど。Bさんは酒飲むとどうなる?

 

B:そのときによって違うと思います。例えば本当に楽しくて終始ゲラゲラしてるときもあるし、暴れ散らかすときもあるし。

 

==========

第二回に続く

==========

pageTop