2018/04/27

アルコール等の依存症回復ワーク21.社会適応

ポイント

1.社会の中で、自分の力を発揮していくには、どのように心がけるとよいかを理解しましょう

2.人と気持ちよく交流するのに、何が必要なのか、知りましょう

3.社会にどうしてルールがあるのか、知りましょう

 

 

 

人間力を鍛える

社会で充実した生活を送っていく上で、備えておくとよい力を、世間では色々な呼び方をしていると思いますが、ここではその力を、「人間力」と定義します。

 

この力を備えていると、社会も尊重して接してくれることが多いのです。

 

この人間力を成り立たせているのものは、以下の3つであると考えます。

 

 

■①意欲

 

意欲とは、物事に積極的に取り組むためのマインドのことをいいます。

やろう、あるいはやりたいと思えないと、人はなかなか一生懸命に取り組むことができないものです。

意欲がなければ、何かをするにしても、「やらされている」と感じてしまうので、楽しくもない・面白くない、と感じるでしょう。

 

 

■②実行

 

実行とは、やろう、あるいはやりたいと思ったことを形にしていくための力です。

具体的には、どうやったら実現できるのか、見通しをもって計画していく力、たとえその計画通りに行かなくてもすぐに投げ出さない辛抱強さなどが挙げられます。

また、いったん計画したものが本当に目標の実現に繋がりそうか、冷静に判断して、ときにはその計画を修正できる柔軟性をもつことも大切です。

加えて、その目標の実現に向けて周囲の協力や支援が得られるよう、人の助言を受け入れる力や、人から協力を得られるような対人関係をもてることも役に立つことが有ります

 

 

■③振り返り

 

振り返り、とは、特別な問題・トラブルがおこってからではなく、毎日の生活の中で、自分の生活をときどき見直してみることです。

どこまで何ができているのかがわからないと、どこをどのように修正してよいのか、わかりません。

がむしゃらに何も考えずにするのでは非効率です。

十分に現状を理解して、取り組むべき問題を明らかにすることが、自分をより成長させていくことにつながるのです。

 

この意欲、実行、振り返りについて、アルコール依存の例をみて考えていきましょう。

 

そもそもアルコールを断つ「意欲」が本当にあるのか、その回復の目標に向けて何を「実行」するのか、そしてその実行がきちんと効果を発揮しているのか「振り返り」をときどきしてみることができるか。

 

前向きな生活を思い浮かべ、実施してみてください。