2018/04/26

アルコール等の依存症回復ワーク18.生きづらさと向き合う③

生きづらさに関する考え方

まず、どんな種類の考え方があるのかを、見ていきたいと思います。

 

 

 

■②物事がうまくできるようになれないケース

「何をやってもまともにできない」「また失敗した」などと言われると、次のように「自分はダメなんだ」ととらえようになります。

 

1.無能だから人に頼るという考え方

→自分は何一つまともにできないので、誰かに頼るしかないという考え方です。

この考え方をもつと、自分を無能だと思い込んでいるので、新たな課題に直面すると、すぐに「できない」と尻込みしたり、先送りにしたりします。

もっぱら人の助けに頼ろうとします。時に自力でやってみたいとの思いにかられ、一人で取り組むこともありますが、自分の力量を十分に検討せずに取り組むため、失敗に終わった時に、より一層、無能であるとの思いを独りでに強めていきます。

 

2.何が起きるかわからず、それに対処できない、という考え方

→どんな恐ろしいことが起こるかわからず、それを自分は防いだり対処したりできない、という考え方です。

この考え方を持つと、「何か悪いことが起きそう」「起きたらどうしよう」とつねにビクビクして警戒しているので、ちょっとした変化にも過剰に反応して、さらに怯えます。

実際に何かが起きた場合は、恐怖のあまり固まってしまったり、一目散にその場から逃げ出したりします。

 

3.誰かの巻き添えになってしまっているという考え方

→誰か(多いケースは、養育者)にすっかり巻き込まれてしまって、自分はその人の言いなりになっているという考え方です。

この考え方を持つと、自分の感情や欲求よりも、その誰かの感情や欲求に注意を払って、それを満たすことによって、自分も満たされようとしてきたため、その人と一緒にいないと、自分もない感じがして、不安になります。

ただし、その人といることに息詰まりを感じて、時に感情を爆発させることも有ります。

また、自分に目を向けることがなく、自分がないぶん、誰とも一緒にいない空虚感には耐え難く、そのような場合、アルコール大量飲酒したり、自傷行為をしたりと、自分に刺激を与える行動を取る場合もあります。