2018/04/25

アルコール等の依存症回復ワーク17.依存症に伴うストレスと、うまく付き合う②

対処方法を検討する

例えば、嫌な出来事を忘れようとして、お酒を飲むとして、その瞬間は忘れられるので良いかもしれませんが、その嫌な出来事事態が、お酒を飲んでいる間に消えてなくなるわけではありません。

 

酔いから覚めたら、またその出来事に直面するし、早めに対処しなかった分、事態はより悪化することになるかもしれません。

また、「お酒をやめる!」といっておきながらお酒を飲んでいるのがバレたら、周りの人も、もうあなたをフォローしてくれなくなるかもしれません。

さらに、問題飲酒を続けている間に、アルコールが切れたた状態では何もする気が起きなくなってしまう事態にも進展していくでしょう。

 

要するに、短期的には効果があったとしても、長期的には逆効果なのです。

つまり、対処行動の効果を検証するにあたって、「これをそのまま続けたらどうなるのか?」「本当に自分の助けになるのか?」という視点をもつことが必要になります。

 

また、その対処行動にかかるコストを検討することも大切です。

コスト、つまり犠牲にするものの例は、「時間」「お金」「健康」「対人関係」などです。 アルコールの飲み代もバカになりませんし、その影響で働くのが難しくなり、結果的に減給や解雇など、収入面でも厳しくなっていくことが多いです。

 

アルコール問題飲酒のコストがどれだけ高いのか、心身に与える悪影響や副作用はどのようなものか、今一度自分の中で整理しましょう。

 

アルコールの酩酊状態で本来のご本人の力を発揮できない時間は、病院などの施設で生活する時間は、もったいなくありませんか?

つまり、実際に効果があり、できるだけコストの掛からない対処行動を事前に複数用意しておくことが、重要になるのです。