2018/04/22

アルコール等の依存症回復ワーク13.アルコール依存症 生き辛さ②

自身の生き辛さを眺めてみる

私たちは死を迎えるまで生きていくのですが、その間、「自分」を生き続けていきます。

つまり、人それぞれが、それぞれの生き方で生きていくわけです。

 

このように生きていく中で、「私は100%幸せだ」「自分には何の悩みも問題もない」「この世は天国だ」地域れる人は、どれぐらいいるのでしょうか。

中にはそういう人も一部いるのかもしれませんが、おそらく殆どの人が、「完全に幸せとはいえない」「生きていれば何らかの悩みや辛いことはあるだろう」と思っているでしょう。

 

私達の心と体は、時に調子を崩す場合もあります。

しかし、常に体の調子を崩しっぱなしだとしたら、生きるのはなかなか難しいでしょう。

それと同様に、心の調子が崩れやすくなっていたり、あるいは常に崩れていたりしたら、やはり大変に生きづらくなってしまいます。

 

つまり、人間誰もが多かれ少なかれ、心のどこかが傷ついて満たされない気持ちでいる。

つまり、何らかの「生き辛さ」を抱えているのです。

そして、その生きづらさが強ければ強いほど、またその歴史がながければ長いほど、心の調子が崩れやすくなり、生きるのが困難になるだろうということです。

 

ところで、この生き辛さとは、具体的にどのようなものでしょうか? 人にはそれぞれ個性がありますから、生き辛さの内容も人によって変わります。

自分と全く同じ人間がこの世に誰ひとりとしていないように、生き辛さも人それぞれです。

 

ですから、大切なのは、自分の生き辛さを自分に問い、自身ならではの生き辛さに気づき、それを見極めることです。

 

ただし、いきなり自分の生きづらさに直面することは、より一層傷つきを深める可能性があります。

ですから、ここでは、自分の生き辛さを遠くから眺め、「ああなるほど、私はここに生き辛さを感じているのかも」と感じる程度にとどめましょう。