2018/04/21

アルコール等の依存症回復ワーク12.支えてくれる人を探す②

いざという時に助けてくれる人・機関

乗り越えられるかわからないような問題に直面した時、誰だったら助けてくれそうかを考えましょう。

乗り越えるのが難しい問題を自分一人でなんとかしようと悩むのではなく、誰かに助けを求め、人の助けを借りながら乗り越えていくことは、上手に世の中を生きていくのに重要な技術です。

それは、弱い人間がすることでも恥ずかしいことでもなんでもありません。

 

また、助けを求める先は、人だけではありません。

AA(アルコホーリクス・アノニマス)という自助グループや、市役所、地域の保健所、精神保健福祉センター、福祉事務所、病院、民間の回復施設等、さまざまあります。

 

助けをもとめることについて、苦手意識や抵抗感を持つ人もいるでしょうが、そうであるならば、さしあたっては、「もし助けを求めることが可能ならば、あるいは、もし助けを求める気持ちになったならば」という条件付きで良いので、「とりあえず助けになりそうな施設や病院をリストアップしてみる」というスタンスでよいです。

本当に困った時、助けを求めてもいいかなという気持ちになったときにすぐに行動できる準備だけはしておきましょう。

 

また、一人の人や一つの期間が全ての問題にとって最もよい相談相手であるとは限りません。

そのため、ある人なり機関なりに、どのような助けを求められるのか、相談できるのかを考えたり調べておきましょう。

 

 

 

助けを求める際の注意点

「助けをもとめられるなら、とっくにそうしてる」「人に助けを求められないから、困ってるんじゃないか」「そもそも、人は他人のことなんてきにかけちゃいない」「自分みたいな人間を助けてくれる人なんていないにきまってる」などと思っている人もいるかもしれません。

 

しかし、助けの求め方を工夫してみると、助けてもらいやすくなることがあります。

これまでの自分の助けの求め方を振り返り、以下のようにふるまっていたのか、チェックしましょう。

 

 

 

助けを求める際のコツ

・何に困っていて、どうしてほしいのかをメモしておき、整理しておく

・一回の相談での相談事は一つにする

・「30分で切り上げる」など、自分の中で相談時間をきめ、それを守る

・結果、効果にこだわらず、助けを求めた自分をほめる

・結果、効果に限らず、「相談に乗ってくれる人がいた」という事実を認識する

・思った結果や効果を得られなくても、繰り返し助けをもとめたり、相談相手を変えたりして、粘り強く求め続ける。