2018/04/19

アルコール等の依存症回復ワーク8.再発を防ぐために④>>依存症的な思考とは?

依存症的な思考とは?

アルコールや薬物に手を出すことを正当化(いいわけ)する考えを、「依存症的な思考」といいます。

「周りのやつもつかっている」「一度くらいならかまわないだろう」「俺はそこまでつかっていないし、いつでも辞められるから大丈夫」など、アルコールや薬物に手を出すことについての口実です。

 

これから、このようなアルコール、薬物を再使用することへの正当化について、いくつかのポイントに分けて見ていきます。

言い訳をして、再使用に至ってしまわないようにするために、どうしたら良いのか考えていきましょう。

 

 

 

アルコール/薬物の問題は治ったから・・・

アルコール、薬物の問題は完治せず、回復のための取り組みは、死ぬまで続けなければなりません。

しかし、多くの人は、この考えをなかなか受け入れようとしません。

そして、しばらくアルコール/薬物をやめていると、「もうそろそろ大丈夫だろう」と考えたがる傾向があります。

 

「一度だけつかってみよう」「ちょっとだけ使ってみよう」「この程度ならば依存症ではない」と思って、アルコール/薬物を使いませんでしたか?

 

・やめたいときは、いつでもやめられるはず

・しばらくやめていたのだから、もう治っただろう

・もう無茶な使い方はしないし、少しだけならいいかな

・自分のアルコール/薬物の問題は、大してひどくはないしな

 

 

 

お祝いの席だからしょうが無いだろう

次のようなことを周囲の人から言われたり、本人自身が都合よくそう思ってしまうかもしれません。

 

・今日はとってもいい気分だ。一度くらい使ってもいいのでは

・今日は特別な日だ。みんなと一緒に飲まないなんて、逆に失礼だろう。今日は仕方ない。

 

 

 

自分の強さを試してみたい

ご本人は、「薬物に負けることはない」「自分の意志はつよい」と自分の強さを証明しようとして、薬物をつかったことはありませんか?

しかし、薬物に近づけば近づくほど、再使用の危険は高まります。

 

薬物から離れることに成功した人は、その人が強いからではありません。

薬物の再使用に結びつく状況から遠くはなれていようと、賢く判断できるようになったからです。

 

このようにきちんと考えて、その行動に移すことで薬物を遠ざけることができる結果、薬物を辞め続けることができているのです。