2018/04/19

アルコール等の依存症回復ワーク8.再発を防ぐために②

依存症的な行動とは?

アルコール、薬物に手を出していた時に見られた行動を依存症的な行動と言います。

代表的なものとしては、以下のようなものがあります。

このような行動が出てきたときは、まだ再使用していなくても、危険な状態に陥っていると考えてください。

 

・学校や仕事をよく休む

・ウソをつく

・盗みをする

・金遣いが荒くなる(借金等)

・通院や服薬をしなくなる

・昼夜逆転

・人付き合いが、アルコールや薬物と関連した人とばかりになる

・無責任な振る舞いをする(家族や仕事上の約束を果たさない、等)

・信頼できない振る舞いをする(約束に遅れる、約束を破る、等)

・健康や身だしなみに注意しない(汚れた服を着る、運動をやめる、食事が偏ったり不規則になる、不潔な状態である、等)

・衝動的に振る舞う(先のことを考えずに行動する)

・仕事の習慣を変える(働く時間が増える/減る、全く働かなくなる、新しい仕事をする、働く時間帯を変える、等)

・ものごとに興味がなくなる

・孤独になる(大部分の時間をひとりきりで過ごす)

・細かいことにこだわりすぎてしまう

 

 

 

コラム:今日一日(きょういちにち)

アルコール、薬物等を、一度やめることは簡単です。 これまで何度かやめた人もいるでしょう。

しかし、難しいのは、「やめ続けること」です。

「これから一生アルコールを飲めない/薬物をつかえないのか」と考えるだけで、その時間の長さに押しつぶされ、途方にくれてしまいます。

昔の嫌なことを思い出すだけでイライラし、「とてもしらふではいられない」という気分になってきます。

 

多くの先輩たちが、再使用しない秘訣を教えてくれています。

その一つに、「今現在、困っていることしか考えない」があります。 明日の心配事は、明日になってから考えればよいのです。

 

また、昨日の失敗は変えられません。

昨日の失敗や明日の心配事に心を奪われてしまうと、今を生きるために使うエネルギーを失ってしまいます。

 

アルコール、薬物に手を出したくなった時、今までのように、「これで最後の一発だ。明日からは絶対にやめるぞ。」と考える代わりに、「ひとまず、今日一日(きょういちにち)だけは、アルコールを飲まないで/薬物をつかわないでおこう」と考えを切り替えましょう。

 

このように、「今日一日(きょういちにち)」の過ごし方だけを考えることで、アルコール、薬物を使わずに過ごす日々が積み重なっていきます。

日々の積み重ねが一週間になり、一週間の積み重ねが一ヶ月になり、更にそれ以上の期間へとアルコール/薬物なしで過ごす期間が延びていくでしょう。