2018/04/18

アルコール等の依存症回復ワーク7.計画通りの生活を送る②

実際にスケジュールを書く

スケジュールは頭で考えるだけでなく、表に書き留めることが大切です。

書き留めておけば、そのスケジュール表をみることで、今、何をすればよいのかがわかるからです。

 

本人が書いたスケジュールを自分でこなすことができるようになるまで、書いたスケジュールは必ず誰かに見てもらいましょう。

こうした取り組みをつづけていくことが、アルコールや薬物をやめていくにあたって、とても大切になります。

 

※スケジュールを立てるときのポイントは、「これだったら何とか進められそうだ・できそうだ」と思える現実的なスケジュールにすることです。仕事や約束事と同じように、趣味や休息の時間も計画に含めましょう。

 

 

 

コラム:引きこもりと薬物

「どこにもでかけたくない」「何もしたくない」「誰にも会いたくない」と家に一人で引きこもることは、危険信号です。

その理由は、

 

・心を閉ざすようになり、「誰も信じられない」「誰も私のことなんかわかってくれない」という気持ちになる

・「もうどうなってもいい」「いっそ死んでもかまわない」という、自暴自棄の状態になる

 

ことにより、これらのつらい気持ちを軽減させるために、かつて頼っていた薬物を再使用してしまいます。

そして薬物をつかうと、

 

・自分の趣味や空想の世界に入り込む

・よけいに体がだるくなる

・薬物を使っていると周りにバレたくない

 

これらの状態になり、ますます外出したくなくなり、引きこもりの状態が継続します。

 

 

 

空いた時間や休日のリスク

空いた時間や休日には、いろいろな誘惑にであったり、孤独や寂しさを感じやすくなったりします。

しなければならないことをしている時は、そのことに気持ちを向けられますが、空いた時間や休日は、気をまぎらわすものがないからです。

 

事前に、本人の休日に問題になりそうな項目をチェックしてみましょう。

以下、休日のリスクの参考例です。

 

・宴会・飲み会、パーティーでのアルコール、薬物の誘惑

・レジャーに出かけるための金銭的な出費やその他ストレス

・家族・友人とのトラブルによるストレス

・仕事上のストレスから解放感・高揚感

・いつも行っている日課の中断

・昔、楽しく過ごした休日を思い出すことによる気分の高ぶりや落ち込み

・休日を退屈に・マジメに過ごすことへのいらだち

・全く予定のない暇な時間

・クリスマスや大晦日のような特別な時期

・昔の「飲み仲間」「クスリ仲間」からの久しぶりの電話、遊びの誘い