2018/04/06

アルコール依存 お酒に頼り始めるきっかけは?

アルコール依存 お酒に頼り始めるきっかけは?

アルコール、薬物、ギャンブル、窃盗、ネット・スマホ、etc.. あらゆる依存症も、摂取した・使ったその日から依存症になることはありません。 習慣的に摂取・活用しているうちに、いつしか進行していく病気です。

ここでは、習慣的にアルコールを摂取せざるをえない状況に陥った人たちのきっかけを見ていきたいと思います。

 

 

 

1.ストレス発散・気分転換(31歳・女性・既婚・専業主婦)

30歳の時に結婚し、仕事を辞め専業主婦になりました。 仕事は楽しくやりがいが合ったので続けたかったのですが、旦那から「家にいてほしい」と言われ、実家の両親にも「女はその方がいい」と言われ、仕事は辞めることになりました。

 

当時はそれでもいいかな、と思っていたのですが、それが間違いでした。 想像以上に、仕事がなくずっと家にいるだけの生活は辛いものでした。 朝起きて家の掃除をして、テレビをみて、また家事をして夫の帰宅を待つ日々。 旦那の要求もエスカレートし、「外出時は許可を取れ」等言われ、徐々に息苦しくなってきました。

 

そんなある日、珍しく友人たちと居酒屋に行きました。 久しぶりに飲んだお酒は非常に気分がよく、日頃の鬱憤が一気に晴れる気分でした。

 

これがきっかけで、日々の息苦しさを紛らわすために、毎日飲酒するようになりました。 お酒臭くなるのは嫌だったので、350缶を1,2本程度で我慢していました。 ですが、だんだん歯止めが効かなくなり、飲む量が増え、時間も夕食後からと決めていたのに午後13時には既にのみ始める生活が始まりました。

 

夕方には既にふらふらとなっていました。お酒がないと落ち着かなくなり、その時点で既に依存症になっていたのだと思います。

 

 

 

2.快感

(50歳・男性・既婚)

なんといっても、うまいから。酔うと気持ちがいい。 会社と上司の不満が、酒のつまみである。

 

(42歳・男性・未婚)

ハマってしまった理由は、薬物などとは違い合法で、簡単に快感を得ることができるから。また、ギャンブルと違ってお金が余りかからないのもよかった。

 

 

 

3.緊張緩和・自信(28歳・女性・既婚)

元々お酒を飲むのは好きでした。 好きといっても、友人との会食や仕事の付き合いで飲むぐらいで、一人で飲むことは殆どありませんでした。

 

状況が変わり始めたきっかけは、出産と引っ越しです。 夫の転勤がきっかけで、縁もない場所に引っ越し、そこで家族の新しい生活が始まりました。 初めての子育てということあり、「しっかりやらなくちゃ」と思っていました。ですが、それが今思えば自分を苦しめる要因の一つだったと思います。 見栄っ張りなところがある私はなかなか子育てのことで周りに相談したり助けを求めることが出来ず、また近所の人ともなかなか馴染めませんでした。 だんだん、人と会うのが億劫になり、家から一歩も出ない日が増えていきました。

 

それでも、どうしても地域の集まりなどには行かなくてはいけません。 友人ではない人たちとの集まりは昔から苦手で、変に緊張してしまう私は、ある時からお酒をいっぱい飲んでから出かけるようになりました。 そうすると緊張が和らぎ、うまくやれる気がしたのです。

 

徐々に、嫌なこと・緊張することがあるたびにお酒を飲むようになり、そんなことを続けているうちに昼間からお酒をのみ始め、止まらなくなりました。

 

夫の心配する声・子供の泣き声、両親の叱責叱責・・・もう何も耳に入らず、ひたすらお酒を飲んでいました。お酒がきれると不安になるので、最後は吐きながら、震える手でお酒を飲んでいました。

 

結局私は入院することになり、なんとか今はお酒がとまっていますが、いつまたのみ始めるかわかりません。

とても不安です。