株式会社ヒューマンアルバ

依存症コラムアルコール等の依存症回復ワーク2.心身への弊害

なぜアルコール、薬物は問題なのか?

ご本人たちは、「ちょっとぐらいであれば、別に問題ない」と思っていることが多いようです。

しかし多くの人たちが、そのちょっとぐらい、でだんだんコントロールが効かなくなってきます。

ここでは、アルコール、薬物が人間の心身にどのように悪影響をもたらすのか、整理していきましょう。

 

 

 

1.幻聴・勘ぐり

これは特に薬物の場合においてよく言及されることですが、薬物を使っていると、人がいないのに声が聞こえたり(幻聴)、警察に追われているかのような勘ぐり(妄想)が生じます。

このような体験をした人は、薬物をしばらくやめたあとでも、ほんのすこし使うだけで、幻覚や妄想がぶり返すことが有ります。

 

薬物をつかわなくても、アルコールを大量に摂取したり、心理的な強いストレスがかかると、それがきっかけになって同じような症状が出ることが有ります。(フラッシュバック、と呼ばれます)

更にひどくなると、薬物を辞めてから何年たっても、慢性的に幻覚・幻聴・妄想状態が続いたり、無気力状態(無動機症候群)や認知症のような状態が続いたりすることが有ります。

 

 

 

2.眠りへの影響

アルコール、薬物などの弊害として、睡眠障害を引き起こすことがあります。

薬物の場合は、「眠くなくなる」ことがあります。

 

しかし、通常、人は眠ることで心や体の疲れをとっているのであって、眠くないのは薬物が間違った指令を体に出しているだけであり、心や体が疲れていないから、ではありません。

 

十分な睡眠を取れない状態では、心も体も実際にはどんどん疲れが溜まっていきます。

 

 

 

3.生活の乱れ

眠るはずの時間に寝ないと、決められた時間に何かをする、という社会の中であたりまえとされていることができなくなっていきます。

仕事や家族との大事な約束をすっぽかす、判断力が鈍りミスが多発する、といった具合です。

 

 

 

4.うつ状態の悪化

アルコールや薬物を摂取すると、落ち込んでいた気分が少しの間ふっと楽になります。

しかし、その効果が切れた後に、以前よりもさらに落ち込んだ気分になることが少なくありません。

※うつ病の人が摂取すると、自殺可能性が高まると言われています。

 

 

 

5.暴力、その他犯罪

摂取した後、暴力的になる人がいます。 (酔っている際に、駅員への暴力、など問題視されていますね。)

酩酊状態の人、薬物を使用している人は、そうでない人に比べて殺人や傷害などの犯罪を引き起こす確率が高いとも言われています。

 

これもアルコール、薬物の影響によるもので、理性のはたらきが弱められ、コントロールが上手く行かなくなってしまうのです。

 

 

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