株式会社ヒューマンアルバ

依存症コラムアルコール等の依存症回復ワーク11.安全な気持ちになれるイメージ・モノ

ポイント

1.「安全なイメージ」がどのように役に立つかを理解しましょう

2.「安全なイメージ」にどんなものがあるかを学び、本人にとっての安全なイメージを考えましょう

3.安全なイメージ以外で、本人が安全な気持ちになれるものに他に何があるか、考えていきましょう

 

 

 

なぜ、「安全なイメージ」が必要?

安全なイメージ、とは、「どんなに辛くても、ここに戻ってくれば大丈夫」と思えるイメージのことです。

どうして、安全を確保する必要があるのでしょうか?

 

生活を送っていく中で、辛い、傷ついた、もうだめ、などと思って、気持ちが不安定になって、しっかり考えられなくなったことはないでしょうか?

 

そのような状況を乗り切るためにアルコールや薬物に頼っていた、という人は少なくありません。

 

つらい状況にあわないようにするのも一つの対処策ではあるとおもいますが、現実はそう甘くはありません。

かならず、辛いと思う瞬間は避けられず、自身を襲ってきます。

しかし、つらい状況に置かれたとしても、「安全なイメージ」を思い起こすことができれば、自分は大丈夫、と思い直して、そのつらい状況を乗り切れます。

 

だから、安全なイメージが必要なのです。

 

つづいて、なぜイメージなのでしょうか?

例えば、辛い時に、「好きな音楽を聞く」などの方法で心の痛みをいやせるかもしれません。

しかし、音楽は自然に流れてくるわけではありません。

音楽をながす器具が必要ですし、人に迷惑をかけずに音楽を聞くにはイヤホンも必要でしょう。 そして、そもそも音楽を聴くことが許されない状況にいるかもしれません。

 

それに対して、イメージを浮かべることは、どこでもすぐにでも自分を助けることができるすぐれたツールなのです。

 

心が一気に辛くなってしまった場合、あるいは過去のつらい体験に一気に引き戻されてしまった場合、五感を十分に活用して、安全なイメージをありありと描きましょう。

そのイメージに浸ることで、しっかりと自身は守られ、自分は大丈夫、と思えるようになるのです。

 

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