株式会社ヒューマンアルバ

依存症コラムアルコール等の依存症回復ワーク10.アルコール、薬物等と人間関係③

相談相手をつくる

アルコールを摂取しないでいるためには、自分の正直な気持ちを伝えられる相談相手や仲間がいることがとても重要です。

たとえば、お酒をのみたくて仕方がないという気持ちになったり、思ったようにアルコールへの誘惑を断ち切れないと感じても、すぐに投げやりになる必要はありません。

 

止めようと思っていても、すぐにきっぱりと辞められるとは限りません。

お酒を飲みたい気持ちはどうしても出てくるものなのです。

 

そのような時に、事態を分析することで、次の対策を取ることができます。

アルコールの問題に理解のある人に、今の状態を正直に説明して、今後のより良い対策を一緒に考えてもらい、もう一度トライすればよいのです。

 

「アルコールを浴びるように飲むやつの気がしれない」という態度を取る人や、一方的に本人を責める人は、適当な相談相手ではありません。

秘密をまもってくれて、本人がアルコールに手を出さないように支えてくれたり勇気づけたりしてくれる人が、望ましい相談相手です。

 

そうした人に対してならば、「そんなこといったらダメな奴と思われる」「怒られるのではないか」といった心配をせずに、自分の気持ちを正直に話せることでしょう。

 

もちろん、このような安心して話せる信頼できる相手をみつけるためには、本人が長期間努力することが大事です。 積極的に探しに行きましょう。(AAや、民間回復施設などのプログラムに参加する中で、みつかるはずです。)

 

 

 

信頼について

アルコールを摂取するのをやめたからといって、こわれてしまった周囲からの信頼がすぐに元通りになるわけではありません。

何度も本人に裏切られてきたと感じている人は、「確かに今はやってないかもしれないけど、どうせまたすぐに飲むんでしょ」という気持ちをなかなか拭えないからです。

 

つまり、信頼を回復するためには、時間が必要になります。

そして、言葉だけでなく、行動で示す必要があります。 アルコールをのまずに規則正しく安定した生活を送り続けていくことです。

 

すぐに信頼を取り戻せないからと言って、焦ったり諦めたりしてはいけません。

しっかりとした生活を続けていけば、きっと周囲の人の評価もかわっていくはずです。

 

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