株式会社ヒューマンアルバ

依存症コラムアルコール等の依存症回復ワーク.9合法ドラッグとしてのアルコール③

お酒をやめるために 抗酒剤

飲酒をやめるためには、

 

1.抗酒剤を服用すること

2.アルコール治療のために通院すること

3.AA(アルコホーリクス・アノニマス)などの自助グループや、民間の回復施設に通うこと

 

が大事であるとされています。 このうちここでは、1.抗酒剤について見ていきたいと思います。

 

抗酒剤とは、毎日服用することによって、人工的に、「アルコールを全く受け付けない体質」にするクスリです。

抗酒剤を服用すると、ほんの少しのアルコール飲料を飲むだけで、吐き気をもよおしたり、心臓がひどくドキドキしたりして(抗酒作用)、アルコールを全く楽しめなくなります。

 

つまり、本気でアルコールをやめたい人にとっては、抗酒剤は、とても強い味方になります。

 

また、抗酒剤が役に立つ人は、アルコール依存症の人だけではありません。 薬物の問題があって、飲酒すると薬物の欲求が出てしまう人も、抗酒剤が有効です。

 

また、アルコール依存症ではないけれども、アルコールを飲むと暴力的な行動を取りやすい人にも適当です。

 

さらに、アルコールを飲むと、精神科の治療をきちんと服用できなくなってしまう人、躁鬱のような気分の波が激しい人にも、抗酒剤が効果的だったりします。

 

 

 

抗酒剤の効果

・朝起きてすぐに抗酒剤を服用すると、少なくともその日一日はアルコールを飲んでも楽しめないため、夕方になっても飲酒したい気持ちにならず、飲み仲間からの誘いも自然と断ることができる

・抗酒剤を服用し続けることで、家族や援助者からの信頼を取り戻せる

・断酒を始めて特に最初の一年間断酒を続けるためには、抗酒剤がとても役立つ

 

 

 

抗酒剤の注意点

・どの時間に服用しても、同じ効果が現れるが、朝起きてすぐか、午前中に服用することがおすすめ

・一番信じてもらいたい人の前で服用するのがポイント

・抗酒剤の服用期間中は、アルコールが入った料理を食べることを避けた方がいい

・2年以上断酒を続けるには、AA(アルコホーリクス・アノニマス)や民間回復施設のプログラムへの参加も必要

 

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