株式会社ヒューマンアルバ

依存症コラムアルコール等の依存症回復ワーク17.依存症に伴うストレスと、うまく付き合う

ポイント

1.考えや行動を工夫することで、ストレスとうまく付き合えることを理解しましょう

2.望ましい対処方法等は何か、考えます

3.複数の対処方法があることを学びます

4.実際に対処方法をつかって、その効果を検証することが大事であることを理解します

 

 

 

考えや行動面での対処

今回は、出会った状況なり場面なりで、どのように対処するか、という内容をみていきたいとおもいます。

人はある状況なり場面に出くわすと、考え、行動、気分・感情、身体反応の4つの部分でそれぞれ反応しますが、そのうち、考えと行動については、その人が意識的に変えることができます。

そして、その考えや行動を変えることを通じて、気分・感情や身体反応も変わっていきます。

 

おそらく、日々の生活の中で、自分なりに色々と「考え」や「行動」を変える工夫をしてきたことでしょう。

それをこれからは一緒に検討していきたいと思います。

 

まず、考えによる対処、です。 普段の生活の中で、以下のように思ったことはありますか??

 

■困ったことが発生した場合

・「気にしないように、気にしないようにしよう」と頭の中で繰り返す

・頭のなかで具体的な解決策をあれこれ考えたり、その解決策について相談できる相手を思い浮かべたりする

・過去の楽しかった思い出をイメージし、ひとまず心を落ち着かせる

・これを乗り越えたあとの楽しいことを頭の中で想起し、だから頑張ろうと自分を奮い立たせる

 

以上は、上記事態を乗り越えようとして、考えに工夫をこらしたものです。 つづいて、行動の対処。 普段の生活で、以下のような習慣はありませんか??

 

■行動の対処例

 

・ため息をつく

・人に愚痴る

・徹夜で頑張る

・ふて寝をする

・好きなもの大量に、やけ食いする

・やけ酒する

・買い物に走る

 

 

やけ酒、ふて寝も対処行動なのか?と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、その人がストレスと向き合った際にその行動を行使しているのなら、それは対処行動、という扱いになります。

 

ある人にとっては、アルコール飲酒や薬物乱用が、対処方法になります。

 

たとえその場しのぎだとしても、「自分を助けたい」という目的や意図から、アルコールを使用しているのです。

暇な時間をどう潰していいのかわからずに、とりあえず、お酒をのむ、という人もいるでしょう。

 

反対に、嫌なことをとにかく忘れたい、といったアルコールを大量に摂取したり、しらふの状態では到底出来ないようなことをする前にお酒をひっかける、という使い方もあります。 これらも、対処行動です。

 

もちろん、ストレス対処だからといって、アルコールを摂取したり、薬物を乱用するのはおすすめできません。

※薬物は違法ですので、当然、許されません。

 

 

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