株式会社ヒューマンアルバ

依存症コラムアルコール等の依存症回復ワーク17.依存症に伴うストレスと、うまく付き合う④

望ましい対処行動とは何か?

様々な対処行動のうち、どのような行動が、助けとなったり役に立ったりするのかを、検証していくなかで見極めることが大事です。

その対処行動を、効果やコストの観点で、検証していきましょう。

 

以下、検討項目になります。

 

・抱えている問題が、少しでも解決されたか?

・状況が少しでもよい方向に向かっているのか?

・自分の心の辛さが少しでも和らいだか?

・体調が少しでも楽になったか?

etc….

 

対処行動を試すこと、効果を検証することを繰り返す中で、本当に役に立っているのかを確かめていく必要があります。

その際に、重要なのは、その場限りに短期的に見られる効果ではなく、それを使い続けることの長期的な効果も検討することです。

一時的に効果があっても、長期的にはむしろ逆効果のことがあります。

 

 

 

対処行動を増やしていくには

自分で試しに書き出してみた対処行動のリストを常に持ち歩き、ストレスを体験するたび、それを見て、対処行動を試して検証するということを、日常的に行えるようになると、ストレスに対して自分で対処できるという意識が、自身の中にしっかりと根づいていきます。

 

そうすると、これも新しい対処行動かもしれないと、次々に気づくようになるはずです。

新たな対処行動を発見したら、それを忘れないうちに、リストに書き加えていきましょう。

これを繰り返すことで、対処行動の幅はどんどん広がっていきます。

 

生活の中で、上手にストレスに付き合うことが身につき、対処行動の数も順調に増えてくると、自分がどのようにストレスと付き合っているのかについて、誰かに話してみたくなるでしょう。

話す相手は、家族、友人、同僚、知り合い、主治医、カウンセラー、自助グループなど誰でもよいでしょう。

(ただし、アルコールを飲むことを誘う人は、除きましょう)。

また、話した相手に、どのようにストレスと付き合っているのか聞いてみると、思わぬ発券や体験があるかもしれません。

 

「対処行動について話す」ことで、さらに対処行動が広がっていきます。

 

今の段階で、あまり多く書き出せなかった人も、気にすることはありません。

これから少しずつ、同じ仲間と向き合っていく中で、コミュニケーションをとっていくなかで見つけていけばいいのです。

 

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