株式会社ヒューマンアルバ

依存症コラムアルコール等の依存症回復ワーク16.体験の受け止め方⑤

ストレス体験の捉え方

自分の体験の中で気づいたことを、評価したり否定したりセずに、そのまま受け止め、眺めて、味わい、その体験が去っていくのを見守るための、様々な方法を紹介してきました。

 

このような体験への接し方は、何も自分にとってよい体験に限って行うものではなく、すべての体験に対して実践されるべきものです。

 

そもそも、よい体験、悪い体験ととらえるのは、その体験を評価してしまっていることであって、今回ブログで記載してきた態度とは違うものです。

 

例えば家族が、「これからあんた、どうするつもりなの」とご本人に詰め寄ったとして、それがストレス刺激であると本人が気づき、「いちいちうるさい」「放っておけ」「アルコールを飲んで気分をまぎらわせないとやってられない」との考えが現れたとします。

その時に、考えを一枚一枚の葉っぱに乗せていく、「イライラする」「不安」といった気持ちについて、シャボン玉を吹いて、そのシャボン玉に見立てて眺める、緊張した感じで息が浅く荒くなっているのを呼吸のワークを使い、気づいてみる。 家族に尋ねられて、「自分がその家族を睨み返した」「その後、家族に背を向けた」などと、そのときどきの状況を実況中継してみる、といった感じです。

 

途中、圧倒されそうな気持ちに駆り立てられたならば、ひとまず壺に入れてしまうのも効果的です。

 

ストレス体験に意識を向け、受け止め、味わっているうちに、いずれその体験は必ず終わりを迎えていくので、それを見届けることにしましょう。

 

ストレス体験についても、他の体験と同じように受け入れ、味わい、去っていくのを見守ることができれば、また「飲みたい!!!」という渇望現象が起きたとしても、今までとは違う対処と結果を迎えることができるのではないでしょうか。

 

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