株式会社ヒューマンアルバ

依存症コラムアルコール依存症の親を持つ子供は、アルコール依存症になりやすい?

不安定な環境で育つ

「絶対に父親の用になりたくないと思っていたのに、結果的に自分も同じ状況に陥ってしまっている」というような声を聞きます。

 

家族の中で父親がアルコール依存症だったと仮定します。

多くの場合、母親はイネイブラー(依存症を助長してしまう人)として夫を支える役割をし、共依存の関係にあります。

 

お酒を飲むと母親に暴言・暴力をふるい、そんな夫の仕打ちに耐えながら必死に夫の世話をする母親。

父親の暴力が子供に向けられることもあり、子供にとっては地獄の日々です。

 

 

 

無意識に生き辛さを蓄積させていく

子供時代に植え付けられた経験・記憶・価値観は、そう簡単には変わりません。

常に暴力の恐れと隣り合わせにいた子供は、いつも大人の顔色をうかがい、自由な感情表現はできず、情緒不安定になりがちです。

また家族としての機能も欠如しているため、いわゆるしつけもきちんとうけられず、社会性がない、と言われてしまう大人になるケースが少なくありません。

 

そのまま社会人になると、周囲との人間関係に悩むようになり、やがて浮いた存在となり、「自分はなぜこんなに生きにくいのか」と、疎外感や孤独感を感じながら生きていきます。

 

 

 

アルコールで暴れだす親の記憶

アルコール依存症の父親を持った男性は、「あのような親にはなりたくない」と思います。

しかし、アルコールに強い体質を受け継いでいる可能性が通常より高く、また自身が抱える生き辛さを解消する手段として、いつしかアルコールを摂取するようになります。

 

そして、お酒を飲むと妻を殴ってしまう人がいます。

(それが当たり前の環境で生きてきたが故、そうでない人と比べて「暴力」のハードルが低いのかもしれません)

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